語彙力ないヲタクの現場参戦備忘録

Twitterには入りきらない感想をここに。自分の記憶と戦うための参戦記録と思ったことをありのままに書きます。

11月29日アンジュルム舞台アタックNo.1@全労済ホールスペースゼロ

今月はナチュラルにアンジュルム強化月間になってますが、舞台アタックNo.1の初日を観劇してきました。

本当は観劇すぐに感想書きたかったんですけど、初日にネタバレはいかがなものかと思い、タイミングを逃した結果今こうして書いてます。(結局書き終わったの12/11)

 

今回は、仕事で行けなくなった友人にチケットを譲ってもらっての観劇でしたが、なんと8列目のど真ん中という神席でした。(ありがたや…)舞台に限っては、近ければいいってもんじゃないので、この8列がステージと同じ位の目線でとても快適です!!ちなみに2列前の6列は前が通路になってる席だったのですが、初日だったので星田先生や、楽曲担当のお二人など関係者の方が並んでおりました。

 

さて、肝心の舞台について。

観る前はかみことあやちょの身長差が気になるなぁと心配してたのですが、実際演技しているとあまり気にならないですね!役柄的にかみこは気の強いお嬢様役だったからかでしょうか?かみこのハッキリした顔立ちで早川こずえ役は相性よかったと思います。

あやちょも実年齢とは10歳近く違う役になりますが、元々持ってる無垢さが演技に出て違和感はあまりなかったです。ただストーリーの始めのこずえとみどりが出会うシーンで、出会ってから打ち解け合うまでが、展開が早くて「えっ?もう仲よくなったの?」って感じでしたが、ほんの2時間しかない中に入れるには仕方なかったんでしょうね。本音をいえばもう少し決定的な仲が深まる何かが欲しかったところ。

 

ストーリーからは一旦離れて、その他のキャラについて触れます。まずはむろたん。

普段のひょうきんなキャラそのままな感じの石原松枝(通称、石松)役。初日の堅い空気の中に笑いをもたらしてくれました。私がとても印象に残ってるのは、いつも持ち前の運動神経でスポーツをこなしてきた石松が初めて挫折を味わい悔しがるシーン。悔しくて涙を流すんですが、下を向いた弾みに、肉眼でも分かる位の大粒の涙が落ちるのが見えて、観てる方にもダイレクトに感情が伝わってきました。やっぱりむろたんは何でもこなせる!まさに石松的な存在。

 

今回いつにも増してセリフが多かった(というか1回にしゃべるセリフが長い)ももな。おしゃべりな小幡すずめ役なので、長いセリフを早口でしゃべらないといけないので、大丈夫かなぁ?と少し親心の用な気持ちで見てましたが、初日は無事にノーミスで終われてました。ソロ曲はほうきを持ちながら可愛く歌う曲。いや~可愛すぎた。アンジュ曲ではいつも声を低めにドスっと出すことが多い気がするので、とても新鮮!音程をはずしたりすることもなくしっかり歌い切りました!

 

真木村京子役のりかこ。私の中のMVPかもしれません。中学のバレー部でエースと言われてた京子は、母親からの圧力でバレーを無理やり忘れて勉強に打ち込むガリ勉少女役。冒頭はこずえやみどり達バレー部のやり取りをわき目でみながらバカにしていたけど、やっぱりバレーがしたい気持ちがあり、こずえに促されバレーの道に戻ってくるというのが、京子を取り巻くストーリーでした。一ヶ所セリフにつまってしまった部分はあったけど、表情、セリフ、佇まいでとても惹かれました。前回の舞台の面白キャラから一変して、シリアスな雰囲気のある役でしたが、とてもはまってました。あと、役作りの為にと切った前髪は正解ですね。

 

こずえのお姉さん、鮎原瞳役のりなぷー。とにかく歌が上手い。病弱でこずえを見守る役なので、曲は自然と優しい歌になるんですが、声の美しさも半端ない。ベテランだし、(省エネだし、)大きく評価されることが少ない気がしますが、やはりりなぷーは偉大でした。こずえ役のあやちょと2人でハモるのもとてもキレイに聞こえたし、歌の実力を感じました。ただ、病室のシーンはアンジュルムの舞台でこんなに深刻なシーンなかったのでちょっと戸惑いました。結果お姉さんは天国に行っちゃいますし。

 

バレー部のキャプテン役のかななん。今回はいつにも増して出番が多かったです。ツインテールが可愛い!そしてソロ曲が歌いやすそうで、とても良い仕上がりでした!通路降臨があるんですが、真っ正面のポジションに来てくれるのでドキドキ!!

 

ライバル校の地堂院高校メンバーにはたけ、かわむー、ふなっきが3姉妹役で登場。前半はホントにこの3人出てくんのかな?って位に出て来なくて、出てきてからも出番は少なめ。とても残念。関西なまりでセリフをまわしてましたが、出身が西日本のかわむーとふなっきは難なくこなし、たけちゃんの関西弁も新鮮で可愛かったな。(推しフィルター発動)

 

今回の助っ人には元宝塚の麻尋えりかさん。舞台見に行くと毎回思わされるのが宝塚俳優さん達の実力です。歌の力強さ。やっぱり本職だった方は違いますね。スパルタ指導をするコーチ怖い…!

 

その他は舞台のいろいろについて。

バレーボールのシーンをどうするのかってゆうのが最初から気になってましたが、やはりボール役は存在しました。黒子になって、棒のついたボールを操作するんですが、黒子の顔が最初見えなくて本気でたけちゃんなんじゃないかと疑ってしまった私がいました。笑

 

あとは最後の試合シーンで、バルーンスティックを使うんですけど、初日だけあって勝手が分からなすぎて膨らますのに手間取りました。いっちゃんとりかちゃんがスティックを膨らますタイミングを教えてくれるんですが、時間が足りなさすぎて「皆さん!大丈夫ですよ!この後も膨らます時間ありますからね!」と言われる始末w最終日までにはお客さんも慣れたでしょうか?気になるところです。

 

と、まぁそんなことはありましたが、今回の舞台も楽しめました!来年も楽しみです。

そして、あやちょ演劇女子部ラストの演目お疲れ様でした!!!